魔法使い達について

今、家のスペルユーザーは取り合えず６名。
バレット・リース・コロネットが共通の、アルミュール・カティ・ナナはそれぞれ独自系統。

アルミュール
邪神を奉る神聖魔法系　「ノーキャスト」と「キャスト」
「ノーキャスト」【実体化】【裂帛：衝撃波】【邪神の加護：剣】
「キャスト」【邪神の加護：治癒】

カティ
セイレーンとしての特殊能力と個人としての特殊能力を１つずつ。
「キャスト」【魅了の声】
「ノーキャスト」【風の加護】

ナナ
サイキック系　「キャスト」「ムーブキャスト」「ノーキャスト」
「キャスト」で【属性付与】【飛行／浮遊】
「ムーブキャスト」で【瞬間催眠】
「ノーキャスト」で【念動力】【水晶玉操作】

バレット
基本方式一通りと特殊方式から「キャストコンティニュレイション（Ｂ）（Ｃ）」、あと「キャストコンデンス」を極少々。「ダブルキャスト」の習得を狙うも練習時間も取れず、成果はさっぱり上がっていない。

リース
基本方式の「ノーキャスト」以外と特殊方式から「キャストコンデンス」と「キャストコンティニュレイション（Ａ）」

コロネット
基本方式一通りと特殊方式から「ダブルキャスト」

発動と発現の違い

発動は術者の意思と【制御】を受けて【能動的な効果】を持って【あらわされた】
発現は術者の意思で、指向性などもなく【単純に】そこに【あらわれた】
…というような使い方をしているのですが。解りにくいですよね済みません。
【炎の矢を飛ばす】のは発動で、マッチ大の【火を出した】は発現、みたいな。
解りにくいですよね済みません。

宝石コスト支払いによる魔法強化
（魔力結晶使用も同じく）

「魔晶宝石」消費型のマジックアイテム。
宝石に魔力を貯め込んだもの。魔力を開放すると、宝石が砕ける。
以下の３通りの使い道が可能だが、それ以上でもそれ以下でもなく、基本的には単純に魔力を貯蔵しておく為の道具。一回使いきり。
１．自身の魔力に上乗せして魔法を強化する。（距離拡大、範囲拡大、数拡大、効果増強、等）
２．宝石から引き出す魔力のみで魔法を発動させる。主に他のマジックアイテムと組み合わせ、動作用の魔力電池として。
３．攻撃的魔力（所持者に害を及ぼす魔力）を受けた時に対抗発動で魔法抵抗（向けられた魔力を開放した魔力で無理やり押し返すような、向けられた魔力に対して攻撃を加えて相殺させるような）を行う。タイミングは自動。バレット自身が使用時のみ任意。一回使い切り。



魔術行使の方式について

基本方式

「キャスト」詠唱
一般的な発声による詠唱と同じく。
魔術を行使するための“イメージ”を固め、“意思”をもって“呪文”を唱える。
範囲や威力の拡大や調整、細かい制御などを得ようとするほど、唱える言葉は長くなり詠唱に時間が掛かる。
大きい魔法やシビアな調整の掛かった魔法には、それなりの長さの詠唱が必要。
また、複合属性の魔術も詠唱を必要とする。
ものに寄っては【魔法発動中には詠唱を行い続けなければいけない】等、安定性は高いが、その分瞬発力に欠ける。

「ムーブキャスト」動作
詠唱を伴わず、“イメージ”を固め、“意思”を伴った身振りによって魔術を行使する。
複雑な動きでは、魔方陣や文字を書き出す事や、印を結ぶ、演劇めいた一連の動作等。
簡単な動きでは、手を翳す、指差す、足を踏み鳴らす、拍手を打つ、指を鳴らす等。
道具を介しての動作であれば、その道具の用途に合わせて。
簡単な動作では単純な魔法となりがちで、複合属性の術を「ムーブキャスト」で発動させる事はできない。

「ノーキャスト」無詠唱・無動作
詠唱も動作も伴わず、“イメージ”を“意思”の力だけで具現させる。
複雑な魔術や細かい制御は不能、単一属性の発現のみ、魔力効率が最も悪い。
瞬発的な発現が可能だが、長時間効果の留まるような魔術は使えず、また発現射程もおよそ中距離まで、出力も不安定である等、拙速の技術。
（※　ただし、サイキック系・神聖魔法系・精霊魔法系などはこの範疇にないものとする）
「ノーキャスト」で発動した術は「キャストコンティニュレイション（Ｂ）」に用いる事は不可能。

「フルキャスト」詠唱＆動作
魔術を行使するための“イメージ”を固め、“意思”をもって“呪文”を唱え、身振りを行う。
（「キャスト」もしくは「キャストコンデンス」を「ムーブキャスト」で補助する、或いはその逆）
魔法威力の底上げや、より細かく制御された魔術の発動の為に用いる。
主には【短めの詠唱】を加えて【銀弓で射る】という、「ムーブキャスト」を「キャスト」で補助するパターンを用いる。
【大威力】や【自己最大範囲】や【長時間効果】等の行使には、「フルキャスト」を必要とする。
長い詠唱と複数の動作を要求するようなモノは、巧遅の技術と言っても良いだろう。



特殊詠唱方式

「ダブルキャスト」詠唱＋動作　詠唱＋無詠唱　動作＋動作
２つの違う魔術を同時に展開させ行使する。２つの魔術の制御を同時に行わなければならない。
（例では炎と風を上げて説明するが、属性の組み合わせは任意）
詠唱＋動作　風を呼ぶ呪文を【唱え】ながら、銀弓から【炎の矢を撃つ】等。
詠唱＋詠唱破棄　呪文を【唱え】て風を操りながら、【炎を目標地点に出現させる】等。
動作＋動作　別方向に向かって翳した【右手から炎を、左手から風を】扇状に噴出すように発現させる。等。
他の方式との併用不可。
また、実際の戦闘ロール上で行う事は、まず無い（と思う）

「キャストコンデンス」音韻による圧縮詠唱
上記「キャスト」のための“呪文”を“言葉の意味”と“音”の観点から可能な限り圧縮したもの。
例えばアルファベット【Ａ】という文字は、【えー／あー】という音を持った【雄牛／はじまり】などの意味をもつ文字である。それを念頭に、【あ】という一音の発声で【はじまり】という言葉を表し、一音の詠唱で【はじまり】という事象を発現させる。或いは、【炎】を表現するのに【フレイム・ファイアー】等の頭文字である【Ｆ】という文字【ふ】という音だけを用いる、等といった具合。
余剰音韻の数が増えるだけ威力が上がる。
「キャストコンティニュレイション（Ａ）（Ｃ）」との併用不可。

「キャストコンティニュレイション（Ａ）」継唱
２つの違う詠唱を継ぎ繋いで１つの連続した詠唱として絶え間なく唱える。
魔術制御と詠唱を連続体として行う事で、２つの魔術間の効果のスムーズな移行と、移行する間に魔法効果が途切れてしまう事を防ぐ。
「キャストコンデンス」「キャストコンティニュレイション（Ｂ）」との併用不可。
使用例
【継続した詠唱】が必要な【治癒魔術】から【再生術】へと移行、暫し【再生術】の魔力を当てたあと、再び【治癒魔術】へとスイッチ。
火傷や腐食などと言った皮膚侵食系の傷や、どこか神経が傷付いていそうな時、治癒の底上げとして再生を組み込み、こんな治療をします。

「キャストコンティニュレイション（Ｂ）」連唱
既に発動した魔術に詠唱を追加して展開させる。
余剰部分の少ない術式には対応し難い。
「ノーキャスト」「キャストコンティニュレイション（Ａ）」との併用不可。
使用例
【風を呼ぶ魔術で暴風を纏い】追加詠唱で【複数の小さな風の刃を任意方向へ直線で飛ばす】魔法を上乗せする事で、【暴風に乗ってランダム方向に直線で飛ぶ小さな風の刃】として展開させる。
【雷撃を壁の形としてその場に留まらせた魔力壁（触れる事でダメージを受ける設置型の攻撃）】に追加詠唱で【雷撃の壁から矢を撃つ】【破裂させて壁を中心とした３６０度範囲に攻撃を行う】
或いは「ムーブキャスト」と併用で【魔力壁の形を変形させる】【魔力壁を移動させる】等。

「キャストコンティニュレイション（Ｃ）」混唱
２つ以上の関連する魔術を継ぎ繋いで１つの術として纏める。
前提として「フルキャスト」でなければならない、また関連のない魔術同士は継げない。
理論構築の段階から繋げるように組み上げる事が必須で、【１つの儀式としての一連の詠唱】として用いる。
行使すると一度で打ち止め（魔力が完全に枯渇する手前）になる。
他の方式との併用不可。
使用例（と、いうか。現段階では、これしか使えない）
呪いの肩代わり。【主従契約】と【誓言】と【ドレイン（改）】を継ぎ繋いだ。【ドレイン（改）】は【誓言】の内容で関連を持たせた。
効果は【お互いの間を魔術的に強く繋ぎ】【主従契約】を結ぶ事で【主側の受ける呪術の影響（ダメージ等）を従者側に落とし込む】
副作用として【主側の発した強い言葉（命令であったり、助けを求める言葉であったり）に、従者側は自らの意思に関係なく従わねばならない】という強制力が発生する。

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