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フローズさんちのPC事情
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少しばかり考証を試みてみました。
またも長ったらしくなりました。上手く短く纏められません。
参考資料はウィキぺディアと「武器」「中世の武器と戦略について」、そのほか沢山の個人サイト様。

オススメの参考サイト様「武器図書館」
http://arms.cybrary.jp/


時代考証をする時に、忘れてはいけない事が1つ。
ファンタジー世界は、史実と違い、魔物の跳梁がある。
「人間」や「動物」を相手にするよりも、手強い相手が、敵として立ちはだかっている。
そんな状況であれば、武器関係は史実と比べたら多少オーバーテクノロジー的に発達するのではないかと思います。
で、あれば。
錬金術や魔術の齎す技術力を上乗せして考えたとして、「似非中世風」というなら18世紀程度の技術力はあっても不自然さはないのではないかな。
現にペティットという街では、蒸気機関をすっ飛ばして電車が走っている。
まぁ、これは魔法やらの影響で現実世界よりも「かみなり」の力を用いるのが容易だったから等の理由がある、歪な進化と言えるかもしれません。
なにしろ現実に於いては昨今漸くクローン技術が実用になった所ですが、ファンタジー世界においては既に人工生命体(ホムンクルス等)が闊歩しているのですから。
現実の歴史と法則。
無視する事は出来ないと思います。が、あまり強固に囚われてしまっても、ファンタジーである事の本質を見失いかねないと、私は思うんです。
魔法仕掛けの進化論には、ダーウィンだって太刀打ちできない。


……と、まぁ、前置きはこのくらいにして、本題の考証に入りますね。
記事の終わり辺りになると、もう、考証というより簡単な資料の羅列になりつつ。


まずは
刀剣類について

銃器については、その存在や考証が問われているのに、何故刀剣類は問われないのか。
それは、刀剣が威力を発揮するために必要な事が、使用者の技量である所が大きいからだろう。
けれど、刀剣類だとて、中世には存在しない武器というモノがある。
例えば両手剣。これは16世紀後半から17世紀になってから流行した剣である。
中世では大剣といえば片手半剣が普通だった。
また、レイピアと短剣を同時に用いる闘方なども、同じ年代である。
鎧の衰退とともに、剣の柄部分に手元を守るための籠状のナックルガードが生まれたのも、この頃の事。
マスケット銃に取り付ける押し込み式銃剣や軍刀は、18世紀以降である。
長柄の槍・斧なども、大型のものや洗練されたものは、やはり15世紀~18世紀のものが多いようです。


次に
銃について

銃は基本的に“対人用”の武器です。
現実世界・現代に於いてさえ、一部の大型の動物(灰色熊など)には9mm.弾程度など豆鉄砲でしかなく、通用するのは30口径から上、それでも時として30口径マグナムが弾かれる事さえあります。
堅く厚い毛皮と筋肉に阻まれ、衝撃が届ききらず、よしんば貫通させられたとしても、急所を射抜か無い限り、致命傷とするには傷の大きさが小さすぎて、相当数の弾丸が必要になります。
それが更に強靭であろう魔物類にどこまで通用するかと言えば、まぁ相性もあるでしょうから一概には言えませんが、鱗の頑丈な竜種や剛毛な獣系には通じ難いかも知れないと思います。
だけど、やっぱりイングラムでドラゴンは倒せそうもない。


では、現代的な銃・近代的な銃(ペティットに於いて用いる事ができない銃)とは

Ⅰ.携帯性
Ⅱ.速射性
Ⅲ.命中精度
Ⅳ.飛距離
Ⅴ.破壊力
Ⅵ.訓練の容易性
Ⅶ.大量生産性
Ⅷ.保守性
Ⅸ.耐環境性

以上の9ヶ条を5ッ以上満たした場合、それは「容認されない銃」に該当するのではないかと思います。
外見上のデザインや、発射の機構云々ではなく、その存在として。
甚だイメージ的な言い方しか出来ないのですが、思うに「武器としての銃器」はそれなりに認められても、「兵器としての銃器」は認められないんじゃないかな、なんて。
勿論、兵器という言葉の定義からすればクロスボウだって、立派にその当時の兵器なんですけれど。

銃器のメリット・デメリット

銃器最大のメリットは「一撃での突破力と汎用性(一定性)」を兼ねて居る事であると思います。
弓類と違い、使用者に「技術」と「筋力」をあまり求めないので。非力な少女が撃っても、筋肉質な青年が撃っても、銃の威力は同じです。
「筋力」の問題は、クロスボウでもある程度は解消されていますが、巻き上げやセットという手順を1射ごとに必要とし、連射式(連発式・リボルバー式)の小銃や弓類に劣ります。
また、「射出直後」から一定威力がある事で、弓・クロスボウ類と違い近距離からの運用が可能です。
デザインとして小銃の類を可とするなら、デリンジャーや小型のリボルバーなどは、重さも大きさもたかが知れていますので、持ち歩くには楽です。
また隠し持つのにも向いていますので、発砲音や硝煙の匂いを誤魔化す方法があれば、暗殺用に用いられる事もあるかもしれません。
クロスボウは重いですし大きいですし、弓類は軽いですが長いですしね。こちらは所持を隠すのは難しいでしょう。

銃器のデメリットはコストのほかに致命的なものとして「概して湿気に弱い、銃身のゆがみ、暴発の危険」があります。
密閉構造を持たない中世~近世の銃器は、雨の日の野戦には向きません。
打ち出したあとの遣い手がこうむる衝撃、つまり反動ですね。これも銃器特有のデメリットでしょう。
強い銃器を使うにはそれだけの反動も覚悟しなければなりません。
射撃の衝撃だけでもほんの少しづつですが銃身が歪むので解体してのメンテナンスは欠かせません。
また銃器は「うるさく」て「くさい」です。
サイレンサー等は現代に入ってからの技術(概念)でしょうし、硝煙の匂いも格段にキツイでしょうから。


上記のようなメリット・デメリットを併せ持ち、中世程度の時代背景で用いられて不自然でなく、また取り扱いに際する面白み(苦労や手間なども含め)の面から、ここでは火縄(マッチロック)銃を取り上げ、より詳しく考証してみたいと思います。


火縄銃の射程

中世から近世にかけて主流であったマッチロック・ガンの射程はおおよそ200m.
前装式の火器の場合、篭める火薬の量を調整する事で飛距離や威力を向上させる事が出来ます。
しかし、この場合は銃身の強度と長さが問題となります。
弾丸を長い距離飛ばす為には、火薬の量を増やす事も必要ですが、それよりも適正な長さを持った「長い銃身」が必要になり、銃のサイズは大型化の一途を辿ることになります。
火縄式の銃器の中でも、鉄作りの銃身が厚くて頑丈とされる日本の火縄銃の場合、大体ですが通常使用する火薬量の3~4倍程度は耐えられる強度があるそうです。
また球形弾は空気抵抗を大きく受けるので、飛ぶ内に減速し飛距離は短くなっていきます。
なので一般的なサイズの火縄銃で強度一杯まで火薬を詰めた場合、ラフに見積もったとして最大射程は倍ほどまで伸びるかどうか…。もしかしたら大して伸びないかも。
(ただし、この最大射程については間違っている可能性も高いです。実際のデータを下にした上での思考実験である事を御了承下さい。)
とはいえ。常識的な視力の持ち主にとって、何の補助もなしに200m.先の標的を識別し、その小さな的を射抜く事は難しいでしょう。(弓類の競技などでは、60m.先の標的に対する射撃で競われます。)
それにいくら「4倍に耐えられる強度がある」といっても、それは「恒常的に4倍の火薬で発砲し続けられる」という事ではありません。
通常使用の4倍の火薬での発砲を続けていれば、相応しい速さで銃身への負荷が掛かり故障が早まるでしょうし、炸薬詰まりや暴発若しくはフラッシュ・バン(一時的燃焼)の危険性は増える事でしょう。
また、ライフリングされていない事で威力が増していますが、弾道は定まらず
長距離射撃では目標へ命中させる事は難しいと言わざるを得ません。

ライフリングのこと
ライフリング(施線)とは、銃腔内面に螺旋状の溝を施すこと。(詳しくは後述/銃腔について)


火縄銃の威力

火薬を多目に詰めて50~100m程度の距離で的中させれば3~4ミリの鉄板を貫通するとも言われています。
しかし、柔らかな鉛弾は貫通させる為の弾丸ではなく、着弾時に弾丸自身が変形する事によってダメージを与える弾丸です。
現代の銃弾ならばソフトポイント相当の物であり、着弾時の衝撃がほぼ全て逃げずに被弾者のダメージになる性質があります。
また、前装式の銃は口径が大きいモノが多く、基本的に弾丸自体がかなり重いので、現代の小銃に比べれば弾丸の直進安定性こそ劣るものの、近距離での破壊力は上です。
「ある程度近い距離から、ライフリングされていない銃で、鉛の球形弾を使う」限り、貫通させる事が出来なくとも、
充分にフルプレートの騎士を倒せます。


比較として
弓類・クロスボウの威力と射程

射程は「弓300m・長弓275m・短弓230m・クロスボウ300m」
長弓とクロスボウは、長距離からプレートメイルを射抜けます。
プレートメイルの鉄板の厚さは、約3~4mm.程度が一般的です。
弓類は、射出後にある程度の距離を疾駆する事で威力を持つ武器である事に加え、鏃の形が力学的に空気抵抗を受け難い形をしているため、飛距離が伸びた場合に威力が減じる幅が狭いのです。
また、長弓の場合に高い威力を求めようとすれば、使用者の筋力と技量に左右されますが、クロスボウであれば多少の射撃訓練だけで同じだけの威力を生み出せます。
クロスボウはその威力の高さから「残虐な武器であるので、真のカトリック教徒は使わないように」という法王よりのお触れとして禁止令が出回りましたが、その実は
「平民」の手によって「貴族であり戦場の華でもある騎士」が容易く打倒されるのを恐れたため、と言われています。


連射性―速射について―

しかし、弓類はクロスボウや銃器に比べて速射性に優れます。
熟練の弓使いの射撃速度は一分間に6発、狙いを付けずに射るだけであれば10発までの射出を可能とするというのは有名な話。
これに対し、クロスボウの射出時間は一分間に2・3発程度、前装式単発銃では同じく2・3発
撃てればかなりの熟練兵でしょう。
つまり、銃士は一発目の弾丸を命中させられなければ、次弾発射前に弓兵に射殺される事に。
それも、弓兵の射撃を掻い潜りながら50~30m.まで接近しなければ、銃撃が命中する確立は低くなります。
そんな射程と命中精度の問題から、実際に英国においてマッチロック(銃兵隊)をロングボウ(弓兵隊)が撃退した事もありました。
ただし、前装式でも連発銃ならば連射スピードは上がります。
…が、それも装弾数までの事であり、打ちつくした場合のリロードは、単発よりも尚一層時間が掛かるでしょうし、連続して発砲を行えば、それだけ暴発の危険に晒される事になります。
特にリボルバー等の場合、不発と勘違いしてシリンダーを回す事で、時間差発砲が起こっている弾の出口を塞いでしまい手元で暴発、という事になりかねません。
ただし、これは銃器の構造的な問題ではなく、火薬の質の問題になりますので、錬金術的な技術発達を加味して考えた場合、コストを惜しまず高い火薬を使えば回避できる問題かも知れません。
また、実はクロスボウも10連射ほどならば可能といえば可能です。
飛距離・威力ともにがた落ちですが、本体に矢箱を取り付けた連射式のクロスボウがあります。


発射薬(火薬)について

では、次に火薬の問題はどうなのかという事。
まず、無煙発射薬(煙の立たない火薬)は史実上の中世にはありませんでした。
なので、発砲の際には必ず煙が立ち昇ります。
当時の火薬は、主に黒色火薬。13世紀から19世紀まで広く用いられていたようですね。
安定性の悪い初期の火薬は、フラッシュ・バン(一時的発火)に終わるケースや、燃焼に時間差の生まれてしまうケース等があり、使用には常に暴発の危険が伴いました。
また黒色火薬として安定した品質を見るようになってからも、性質上銃腔内への付着物(主にカーボン)が多く、そして、当然ながら湿気り易く、品質如何に関わらず安定が悪い(ちょっとした刺激で爆発してしまう)性質を持ちます。
無煙発射薬の開発は、1880年代。
こちらはニトロ系がベースで安定がよく、積んで置く場合にも黒色火薬より安全で、取り扱い易いようですね。

 

ここからは上記の補足も込めて、基本に立ち返り、銃器という物の仕組みと種類について、考証していこうと思います。


銃器のしくみ

銃器とは火薬を爆発(紙や木が燃えるのを通常燃焼といい、火薬などが高速で燃焼するのを爆発という)させて「爆発的に膨張した空気の圧力で弾を押し出す」ものです。


弾丸の装填について

前装弾式・込め矢を使って火薬と弾丸を銃口から篭める簡単な法式。19世紀までは此方が主流。

後装弾式・銃身の後ろから弾薬を装填する方法。技術的な問題から、19世紀半ばまで普及しなかった。


銃腔面(銃身の内側)について

滑腔・銃腔面が滑らかで球形弾の発射に適する。弾丸と銃腔の隙間が大きく、弾道が不安定で、発射力や命中精度を落としている。

施線腔・銃腔内面に螺旋状の溝が刻まれている。この線が弾丸に食い込み、発射された弾丸にスピンが掛かるため弾道が安定する。ジャイロ効果によって弾道が安定するため、滑腔より遥かに命中精度が高い。
銃身にライフリングを施すことは15世紀終わりに発明され、製作費の高さや発射速度の遅さ、弾込めの手間などの多くの問題からすぐには普及することはなかった。
ライフリングが普及したのには、偏にミニエー弾の登場が大きかろう。

※ミニエー弾とは※
いわゆる現在一般的な弾丸形をしており、球形の弾丸と同じように銃口から込められるにもかかわらず、発射時には火薬の爆発で生じた圧力により弾丸が膨張し、それによって弾丸が旋条に押し付けられ回転する。
開発は1849年。クロード・エティエンヌ・ミニエー陸軍大尉。

 

銃器の構造的な種類について

単発銃・発射毎に手で銃弾を装填しなければならない。(マスケットなど)

多銃身銃・各銃身から一発ずつ発射出来るが、装填は手で行わなければならない。

連発銃・弾丸を込めた弾倉を備え、使用者は発射ごとにレバーを動かせばよい。レバーを動かす事で装弾される。(主にリボルバー)

半自動・発射の機構に爆発エネルギーを利用するもので、引き金を引くたびに一発ずつ弾丸が発射され、すぐに次弾が装弾される。

完全自動・引き金を引いていれば数発の連続発射が出来る。
※半自動・完全自動はすべて後装式。
※ショットガン(散弾銃)は多銃身銃・連発銃・半自動銃に該当するものがある。

点火の仕組み

タッチホール式
主にアークウィバスに代表される、初期の銃器。
前装式の金属の銃身と真っ直ぐに伸びる木製の持ち手があり、火縄は本体と別にあります。
本体に設えられた火口に直接着火させて発射する事から、機械的な機構を備えず、引き金がありません。
もっとも初期のものはハーケンビュクゼ。
これは2人一組でもって運用されたもので、1人が弾込めを行った銃を構え、もう1人が火縄を持ち着火させます。
安定して狙いを付ける事は出来ませんが、一応、馬上などでも扱えたようです。

サーペンタイン・ロック式
金具の操作によって着火するという、最も古い型の火縄銃。
アークウィバスに引き金にあたるS字型の金具を装着し、金具の片方に火種を取り付けたもの。

マッチロック式
引き金と火鋏を取り付けた機械的な機構を備え、命中精度と射程距離の向上など、銃の性能を大きく向上させたもの。
その一方で、改善すべき点はまだ多く「携帯性の悪さ・敵に位置を悟られ易い・雨天に弱い」などは解決していない。

ホイールロック式
火縄ではなく、火皿の上に取り付けられた回転する鋼輪(ホイール)に黄鉄鉱片を擦り付けて着火する法式。
火縄や火種を持ち歩く携帯性の悪さは緩和されたが、命中精度と操作性を悪化させた。
また、構造が複雑で高価なため、軍用として火縄銃に取って変わる事はなかった。

スナップハンス式
引き金を引くと火蓋が開き、同時にフリントと鉄鉱がぶつかり合う事で火打石のように火花を散らせ、その火花で着火させる。
手で弾倉を回転させる初期のタイプのリボルバー(5口径・6発)にも、スナップハンス式が見られる(1680年頃)

フリントロック式
スナップハンス式の改良版。
当り金と火蓋が一体化されており、引き金を引くと火蓋がずれて火皿が現われるのと同時に、フリントが当り金を兼ねる火蓋を擦りながら火花を散らし、火皿まで落ちる。
この構造は着火が簡単で効率が良く、火縄式と歯車式に変わって普及する事になる。
類似した形式にミュケレットロック式がある。基本構造はあまり変わらない。

フリントロック以降の機械的(現代的)な点火・発射の機構については、この場では必要ないと判断し、割愛します。


ついでに銃弾のこと
実包(発射の為に必要な火薬類と弾丸が一纏めに筒等に入れられている状態)になっているものについて。
主に現代的なものになりますが、ついでの資料として有名所を。

マグナム(Magnum)装薬量を増やした強装弾

ソフトポイント (soft point)
命中すると弾頭が激しく変形・破砕し、運動エネルギーを完全に目標に伝えることにより、致命的なダメージを与える。

ホローポイント (hollow point)
弾頭が凹レンズのように窪んでいる弾丸。いわゆる拳銃用の通常弾。

高速徹甲弾(アーマーピアシング armor-piercing bullet)
硬質で比重が重い材料によって弾芯が作られ、運動エネルギーにより装甲を撃ち抜くための弾丸。

ショットシェル
散弾銃用の実包。小さな弾粒が外側の覆い(現代に於いてはプラスティック主流。紙などもあるよう)で纏められている。
実包の覆いが破れて弾粒をばらまく性質上飛距離は望めず、近距離での使用が前提とされ、また狙撃などは不可能である。

スラッグシェル
散弾銃用の実包でありながら、一粒の大きな弾等のみを持つ。
大口径としての威力を持ち、多少狙撃のような事が出来るが、射出距離が短く、初速も遅めである。

特殊効果弾については、焼夷弾だろうが麻酔弾だろうが、魔法付与や錬金術的な技術でどうにかなるんじゃないかな。


その他の銃器のこと
こちらはおまけ的考証として。

擲弾銃(グレネードガン・照明弾用の大口径)などは、実は結構古いものがあって、マッチロック式の物が16世紀後半には登場しています。
また、弾弓という弓形の投擲装置もあり、手榴弾を手投げ以上の距離と精度で飛ばすという事は、銃に頼らなくても可能です。

置き型の機関銃、ガトリングなどについては、16世紀頃にオルガン砲(一斉掃射砲)という機関が登場していますが、あまりメジャーにはなりませんでした。
また、前装式では不可能であり、連射数が格段に跳ね上がる(他の技術・技能をもって代用できないレベルである)事などから、世界観にはそぐわないでしょう。きっと。

また砲などは、単純に砲丸を打ち出すもの。主に前篭め式のカノン砲ですね。ドーンってうるさいの。
振り子式の投石機でも同じような破壊が出来ますし、あくまで対地上砲というのが良いバランスかと思います。

あとは、小型の初期ロケットくらいは可能かなという気がしますね。
13世紀頃には、既に焼夷弾のものが開発されていたはずです。形はロケット花火のデカイの。
ただし、此方もやはり命中率には難ありで、大雑把に当てるくらいしかできないでしょう。

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