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フローズさんちのPC事情
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“信仰”持ちのPCが3名になったので、ここらでちょっと纏めてみる。
カティ・ジェラルダイン・アルミュールの信仰について。


カティの信仰
(アミニズム・トーテミズム)

彼女の信仰は、自然崇拝にとても近いもの。
漠然と「海の神」全般を奉じ、航海に関わる“自然”に敬意を払う。
「海の下にはもう一つの海があって、海の勇士が逝くべき楽園がある」と信じ、謳う。
一族は“セイレーン”を始祖とした“セイレーンの半獣人”という一族である。
半獣の娘が人間と交わって子を生んでも、生まれる娘は半獣であり、セイレーンの血は薄れない。
純正セイレーン獣人というものは居ない。また一族に男は決して生まれない。
(あくまでカティの属する血統の一族では。違う血統なら居ない事もない、きっと)
以上の理由から、神話に名を残す始祖たる魔物“セイレーン”そのものも崇拝の対象であり、その親
たる“ムーサのメルポメネー”を奉じても居る。
翼に抱えた風の祝福は、そうしたトーテミズム【始祖信仰】の産物であり、一族のシャーマンである
婆様によって降ろして貰ったもの。
※シャーマンの婆様。セイレーンの血が非常に薄く翼を持たない一族的には奇形。獣の血が薄い代わ
りに人間並みの魔力を持ち、トーテム(この場合セイレーン、若しくはメルポメネー)のチカラを少しばかり一族の娘に降ろす事ができる。
※カティの歌う「銀の髪のリールの子」=「マナナン・マクリール」はケルト神話の海の神。歌詞中
の「我ら」は「海賊」ではなく「カティの所属するセイレーンの一族」です。
※「メルポメネー」は9柱のムーサたちのうち、「悲劇」「挽歌」を司る。


ジェラルダインの信仰
(ごたまぜ)

「神=大神」「天使=小神」として扱う「天使信仰」色の強いもの。
また、彼女は“シスター”ではなく“神官”である。
聖帽を被らず、ストラを頂き法錫を持ち、現世に於いての救済を謳い、死後の魂の解脱を説く。

ちょっと異端派
「グノーシス主義」と「他力本願踊念仏」混じり。
物質世界を作った「神と女神」が居て、その上には「神と女神」と「天使達」を生み出した更なる「
上位の神」がいると信じる。
歌ったり踊ったりすると、空から天使が羽根を降らせてくれるので、とても在り難いのです。
この羽根は見えない事の方が圧倒的に多いですが、それでも在り難いのです。(踊念仏的)
『全てに於いて感謝と祈りを忘れず、心正しく生きていこう。
そうすれば現世に於いての艱難辛苦からは「神と女神」が守って下さるし、死後は肉体を離れた魂が
「上位の神」の世界に引き上げられて、物質界から脱却した高次元の存在へと昇華されるのです。』
そんな、何ともおめでたい信仰。題するなら「今生も死後も救われちゃおう計画」
明らかに天使に見えないような異形の天使や、他所では堕天使とされるような存在も、信仰の対象と
して捉えている。
なので、アブラクサスやサタナエル、ルシファーでさえも、普通に天使として呼ばわり祈る。



アルミュールの信仰
(神話を参考にしたオリジナル)

“秘めたる名の女神”と称されるマイナーゴッド(小なる神)を奉る小教団。
邪教として排斥される事もあり、堂々と神殿を構えられないような場所では、地母神のものに偽装し
た祠が構えられている。
教団は1人の最高司祭と1人の贄巫女、数名の高司祭を中核とし、司祭を含め以下の神官等の人数は
不明、そして詳細把握不能な平信者たちからなる。
司祭系はどこの神殿やら教団やらと比べても大差は無く、所謂プリースト/アコライトの役割を果た
す。
贄巫女は“神”の依代、御座、使い捨ての器。
“彼女”が自らの信奉者の内から篤く加護を与えた者は、その魂を地上に縛られ、死後も亡霊として
彷徨う事になる。
基準は信仰心の篤さではなく、ほんの気紛れ、若しくは相性。
女神の加護に於いて亡霊と成ったからといって、特に為すべき役割などは無い。
“彼女”に仕え信奉する騎士は、いわば逆位の聖騎士(パラディン)

崇めるのは“狂気と報復の女神”
また、この女神は“戦女神”でもある。

月と地下と闇を支配するもの。
報復せよと叫び鼓舞するもの。
報復に対する報復を呼ぶもの。
終わりなき戦を嘉納するもの。

その教義は、主に“復讐者”としての姿に集約する。
「片目を潰されたら両耳と舌を潰し返せ」とでも言うような、倍返し以上の報復を奨励している。
金銭やそれ以外の報酬によって、復讐代行などを請け負う信者も居る事だろう。
また、その報復は“女神の狂気”を表すように、どこか迂遠であったりする事がある。
あるいは、戦う事に魅入られた狂戦士達にとって、この教団は弱小ながら後援者となる事が出来るだ
ろう。
戦場に於いて、“秘めたる名の女神の司祭”は戦場の狂気を武器とし、味方の士気を煽るのに長ける

地上に縛られた小さき神が支配する月とは。
空に輝く月そのものではなく、象徴としての月、ヒトの身の内にある月、狂気の引き金、“ルナティ
ック”

神の世界に上らない神とは。
遥か人知の及ばぬ場所にあると思われる「神々の世界」に居ない神。
かの“秘めたる名の女神”は肉体を挿げ替えながら地上に座する。
気に入りの騎士や信者達を地上に縛るのは、自らが地上に縛られているから。

聖印
報復と不和を象徴するように「互いに刃を向けあう2振りの剣」を意匠としたもの。
それも、片方の剣は刃が曲がりくねって絡み付くような姿をした蛇のような剣である。
信者はこのモチーフを刻んだ装飾品を身に付けている事が多く、熱心な者の場合、刺青にしている場合も。

主な祝祭
新年を祝う祀りは「夏至」の次の晩に。
「夏至」は月の昇る時間が最も短い晩、夜が縮んで行くのが終わる晩。
月が力を増す(夜の時間が延びる)始めの晩が、新たな一年の始まり。
だから「夏至」の当日は大晦日みたいなもの。
儀礼用の酒などを飲んだりもする。平信者など最終的には宴会に突入していても可笑しくはない。

贄巫女交代の儀式と次代の贄巫女選定の儀式を兼ねた祀りは5年毎の「冬至」の前の晩に。
「冬至」は月の昇る時間が最も長い晩、そして夜が縮み始める晩。
最も力を増した月の力を受けて、“女神”の御座が交換される。
「冬至」の日に信者達へのお披露目があり、その日の内に“空になった器”は丁重に葬送される。
また、儀式のない4年間の間も「冬至」の日にはお披露目の時と同様の“女神”拝謁がある。
交代と選定のない4年間は、“女神”の健在を祝して儀式的な宴席を設ける。
こちらも平信者などは最終的には宴会に突入していても可笑しくはない。

例祭は「満月」の晩に。
ヒトの持つ狂気を駆り立てる満月に合わせて、集会と簡単な饗宴を。
しかし、この例祭を行うのは高司祭の居るような所でだけで、如何せん弱小教団なもので普通の一般
信者とかは何をするでもなく。
熱心な信者が何か問題起してうっかりしょっぴかれたり等も例祭名物だとか。



エリス・モリガン・オーディン・ヘカテ・ヘル…ここら辺りがモデルかなぁ。
地上に棲むヘル、光臨したままのエリス、「バルハラ」を持たないオーディン、そんなイメージで。

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プロフィール
HN:フローズ(フローズヴィトニル)
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重篤なバレットおにーさん中毒者。
ユーフェミア&レオポルドorエレナ&ディリーを復帰させたい。
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