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フローズさんちのPC事情
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ロング版



カスパール家

上古系エルフの中でも、ごく古い家系。
家系的に魔力に富み魔法に秀で、体質と外見的特長を強く受け継ぐ場合が多いのは、始祖に近い代で悪魔(夢魔系)との婚姻があったからと伝わっている。
始祖代より一家相伝の魔術の流派を持ち、魔術の研究及び実行を生業としている。
ただ古く専門であるというだけで、名家や貴族では無く、社会的地位権力のある家柄ではない。
血脈の古さ故に、魔術研究などに関わり深ければ家名を聞いた事があるかもしれない、程度。
年代が下るにつけ、冒険者として身を立てる者が多くなった。
ぺティットよりは西の領域にある、エルフの隠れ里のような所が、一族の本拠地である。



カスパール家の魔法について

攻撃・防御・支援・回復の4要素で計るなら使い手の数は満遍なく、儀式的なものから即時効果まであらゆる種別の術式が存在可能であり、己の内側から作り出 すような魔法か超常的存在の力を借りる魔法かであれば前者の使い手が多く、その気質は朝か夜か/光か闇かならば朝/闇であり、性質として善か悪かを問えば 中庸である。
この流派の魔法とは、確立された技術であって不可思議現象の呼び名ではなく、物理的世界と霊的世界を両立し干渉しうる術でもある。

後述の「名前」を用いる魔術を基盤として共通にもち、魔術理論及び基礎習得の後、各人それぞれの才能・適正に合わせ、一つの方向性のエキスパートたるべく特化していく。
魔術論などのベースは、西方の伝統的な凡そスタンダードと呼べるようなものと、そこに東方~極東に伝わる魔術論を少々、加えて東西問わずの神学論、先鋭的な…といえば聞こえは良いトンデモ系の…理論に薬術・学術などを噛み合わせ、独自流派を形成している。

カスパール家に受け継がれる流派の習いとして、“名前や誕生日など魔法的に意味を持たせられるもの”を他者に明かす事は、基本的に非推奨とされる。
誕生日などは、極普通に占術や呪術などに用いれるものなので、というのが主な理由。
特に“名”を重く扱う流派であり、他者に“名付け”を行う事に対しても慎重である。
ファミリーネームは、どの血脈に帰属する者かを表す、“一族としての”魔法の源泉にアクセスするためのキーのようなもの。
一族に伝わる相伝の魔法の基礎に組み込まれていたり、基本的な儀式魔法や魔法術式の強化などに用いるため、『勘当される(カスパールの名前を奪われる)=破門』というような状態。
ファーストネームは一種の「銘」のようなものであり、本人の性質などを端的に表し強化するものである。
ミドルネームは一族の者であれば互いに知っていて可笑しくなく、「魔術名」として扱い普段用いる事はせず、儀式魔法や魔獣や精霊との契約等に用いられ、あるいは誠意を表す為や忠誠を示す為に用いる事もある。
また、別に「真名」を持ち、これは一族の者でも本人を除けば“名付け親となる一族の長”だけしか知らず、魔法の源泉となり己の魂を縛る事が出来る『最も秘するべき言葉』として、結婚相手にすら明かさない場合もある。
儀式魔法や契約・宣誓などに用いれば、術者が用いれる限りの内で最上位の拘束力を持ち、【「家名」「銘号」「魔術名」「真名」】と綴る構成を持つ。
この流派の魔法を収めた者にとって、「真名」をもって呼ばれ投げかけられる言葉には、それだけで拘束・強制力が働き、呪いなどへの抵抗力が極端に低下してしまうため、他者へと明かす場合は己を全て差し出すような行為となる。

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プロフィール
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重篤なバレットおにーさん中毒者。
ユーフェミア&レオポルドorエレナ&ディリーを復帰させたい。
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